競馬とうものがいかに凄まじい博打であるか

人の人生も狂わしかねないものであるか

この時、衝撃的に思いしらされたのでした。

多くの人が競馬で莫大な借金をしたりする悲惨な方でなく

それはさいわいにして、幸運な方での衝撃でした。

3冠馬のミスターシービ
次の3冠馬を制したシンボリリドルフ

1985年年4月29日の京都競馬所でのことでした

夢の3冠馬対決の第91回 天皇賞で場内がざわめき

その直前の9レース。それはそこで起ったのです

初めて競馬所に一緒に来た息子が、何を買っていいかわからず

ぐっち推奨の印の競馬新聞を覗き込み

「親父の枠番を馬番で買ってみるわ」とその時期

初めて競馬に馬番が施行された時でもありました

ぐっちの枠番オッズは85倍を示す大穴でした

ゴール後の電光掲示板に、ふたりは震えが来ました。

ぐっちの枠番は見事的中していました

だがそれ以上に驚嘆したのは息子の馬番の方でした。

なななんとオッズは650倍の超大穴なのです

65万もの札束をポケットに息子は衝撃で口も開かず

肝心の次のレース3冠馬対決の天皇賞どころではありません

最終ケースまで息子はポケットを抑えたまま

小刻みに震えて興奮していました。私は高校生の息子に

とんでもない人生の尺度を教えてしまったのです